ADHDわたしの場合

ADHDと診断を受けて3ヶ月が立ちました。26歳会社員のブログです。

ADHDの診断を受けた話②

こんにちは。草田です。

 

今日は問診の内容の話です。

 

診察に備えて私が用意していたのは、「大人のADHD」サイトに載っている自己評価シート、自作の日常で困っていることリスト、小学生の時の通知表です。

 

心療内科のH先生に、まず、今日はどうされましたか。と聞かれました。

用意していた日常で困っていることリストを見ながら、仕事で優先順位をつけることができないこと、大事なものを忘れてしまうことが続いていて自分は発達障害ではないかと疑っています、と伝えました。

さらに具体的なエピソードやそれがどのくらいの頻度で起こるのかを聞かれました。

私が特に一番困っていたのは忘れ物で、毎日、携帯や定期やお財布のどれかは家に忘れてしまう。他にも、例えば会社に行くのに制服を忘れてしまう、書類を届けに行くのに書類を忘れてしまう、写真を撮りに行くのにカメラを忘れてしまう、といったことが週に2〜3回起きていたことを伝えました。

この時点で、「うーん不注意優勢のADHDっぽいなぁ」と先生。

 

次に子供の頃の話を聞かれました。

「子供の頃は友達はいたか」

「友達とはどういう付き合い方をしていたか(グループなのか一対一なのか)」

「成績はどうだったか」

「中学生の頃はどうか」

「高校生の頃はどうか」

「家族に似たような状態の人はいるか」

などなど

 

私は、子供の頃から友達はいたものの大人数で遊ぶよりも一人の子にくっついていたことや、複数人の中ではおしゃべりができずに黙ってしまうことなどを答えました。

H先生は私の一言一言をノートに書いていきます。

発達障害の人は人の目を見るのが苦手な場合が多いけど自覚ある?」

「二次障害でうつになる人が多いけどあなたはそれはなさそうだね」

などという言葉に少し傷つきながらも全力で答えました。

そしてH先生が一通り聞き終わると「ADHDの不注意に効果があるストラテラという薬があるから、出しておくね」と言って、はっきりした診断はないまま処方箋をもらいました。

 

話もそこそこであっさりと処方箋を出されたことにちょっと怖くなり、その場では次回の予約は取りませんでした。するとH先生が「早く決めないと、薬なくなっちゃうよ?」と言い、さらに不信感が芽生えました。

そして、もらった処方箋の期限ギリギリの四日後まで考えましたが、忘れ物で困っているのは本当なので、とりあえず試すことに決め、次回の予約を取りました。

 

考えてみれば、心療内科の先生はカウンセラーではないので、そこまで親密に話を聞いてくれるわけではないのだろうなと思います。

 

仕事の相談をしたかった私は、後日発達障害者支援センターに電話をしますが、それはまた今度。